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2010.02.19(Fri)


「今日も眠そうだね、遠野さん」
そう言ってヤツは私の前の席に座ってパンを広げ始めた。
「如月、お前は今日も私の席を占領して昼食をとるつもりか?」
私は溜息まじりにヤツに言う。
「だめかな?」
「いやぁ・・・だめとは言わないけどさ、こうなんていうのかな、女子の視線が痛いんだよ」

そう言いつつ私も弁当を広げ始めた。そして周りを見渡す。
大体こちらを見ているのは女子。その視線には嫉妬や羨望や好奇心などがうかがえる。
全ては私の目の前でのんきにパンをかじっているヤツのせいだ。

「女子の視線?そんなの感じるの?」

女の子にもてるんだね遠野さんは、とヤツは畑違いなことを言い放ってパンをほおばっている。
もててんのはテメーだよとは言えず、私はしぶしぶ視線に耐えながら弁当を食べ始めた。
ヤツ、もとい如月は顔がいい。テレビに出てる下手なアイドルより顔が整っている。
男子に興味のない私でさえたまに見惚れてしまうほどだ。アイドル好きの女子にモテないはずがない。
だが、ヤツはこっちが驚くほど無口で何か話しかけてもほぼ無反応。そんな奴だった。少なくとも私の中では。
もともと私はヤツのことを顔が綺麗だな、くらいにしか思っていなかったのだが、この前の席替えで何故かヤツと席が隣になり、今のような関係になっている。
よく言えば友達。悪く言えば恋人に見られそうな友達。
もちろん、ヤツに私への恋情なんてないのは百も承知だ。だが、周りの女子はそれでは納得してくれない。
何故なら今まで無口だったヤツがいきなり私に対してフレンドリー(なのか?)に話しかけてくるようになったからだ。
多分きっかけは回ってきた日直の時に少し会話を交わした時だと思うが、私がここまでヤツに親しくされるように話しかけた覚えはない。私はただ、日直の名前のところに名前を書いてくれ、と言っただけだった。
もちろん、緊張したのを覚えている。そりゃあ、アホみたいに顔だけはいいからな、こいつは。
ヤツの答えはそっけなく、わかった、だけだった。明日になれば普通の毎日が送れると本当に私は思っていた。
しかし現実は違った。その次の日からヤツは私に執拗に話しかけるようになったのだ。
とりあえずぎょっとした。そりゃあ、いきなり無口な奴から「おはよう」なんて言われれば驚くにきまってる。
おそるおそる「お、はよ」とぎこちなく返したが、そのあとも何度か話しかけられ、今の状態に至っている。
今ではヤツは私の前の席の子の席を占領(といってもその子は快く貸していた)し、目の前でパンを食べている。

「あのさ・・・そろそろ聞いていいかね?」
私はゆっくりと切り出す。
「なに?」
ヤツは二つ目のパンを取り出し、またかじっている。
「なんでここで昼を食うのかね、お前は」
「なんでって・・・俺がここで食べたいから。それじゃだめ?」
あまりに普通のことのように言われると、こちらが戸惑う。
「いやぁ・・・だめと言われればだめなような気がするんだけどなぁ」
はぁ、と二度目の溜息。
「遠野さん、俺のこと嫌い?」
「は?」

いきなりこんなことを言ってきたのでかなり、いやもうすごくびっくりした。
周りのクラスメイトもポカンとしている。そりゃあするだろうよ!
これじゃあ、どこのカップルの会話ですか!って話だよ!
とりあえず私はどきどきと緊張やらいろんなもので高鳴る胸を落ち着かせながら言った。

「如月よ、そういうことは付き合った女子とかに言いなさい」
あやうく吹きだしそうになった卵焼きを咀嚼しながら言う。
「遠野さん、俺の質問に答えてよ」
ヤツの視線はあくまでまっすぐだ。てか、私の意見は無視かよ。
「嫌いじゃないけどさ、そういう風に言うと他の人に誤解されるだろ」
私は嫌そうにそう言う。あー、またなんか噂とか立ちそうでやだなぁ・・・。
「よかった」

ふふ、と笑ってヤツはまたパンをかじりだした。私の意見はまたも全無視だったが、そんなことはどうでもよくなった。よくなってしまった。
ここで笑うのは反則だろ・・・!と内心もだえながら、素知らぬふりをして弁当をまた食べだす。
実を言うと、私もなんだかんだウダウダと言いながら、ヤツが好きなのだった。
いや、あれで好きにならないっていう方がおかしいから。
人間とはシチュエーションに弱い生き物だなとつくづく実感する。
周りの女子からの視線は怖いけど、でもそれもこの幸せの代償かなと思える。
きっとヤツは私のこと友達としか思ってないけど、せめてこれからもずっとこんな関係でいたい。
高望みはしないから。
そう思いながら、私は少し笑ってヤツの方を向き直った。





前に書いた詩の「縮まることのない距離が私を生かしている」の二人です。
こういう関係すきだー。
続きかけたら書きたい・・・・な・・・・(遠い目


ちなみにキャラの名前

遠野(えんのと読む。とおのではない)・・・主人公
如月(きさらぎ)・・・遠野曰くヤツと表される人物。






































え、見る気かい君?wwww













せっかくなので、別館にて描いた遠野ちゃんを載せてみることにする。
ものすごく・・・カスなので、優しい目で見てあげてね!







とりあえず下げておこうかw



















遠野ちゃん


描いてみた結果がこれだよ!←
カスでごめん・・・^p^
誰かオラに画力を分けてくれ!

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