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2009.12.07(Mon)


さあ平和について議論をはじめよう。


4/21 PM 5:46 ある夕暮れ時の教室にて


俺はよく変わっていると言われる。
「なあ、お前は人が一日何回呼吸してるか知ってるか?」
「知るか。俺には興味ないことだ」
そう言って俺に冷たい言葉を吐いた目の前のメガネは黙々と数学の問題集をやっている。
「お前さぁー・・・なに、俺のこと嫌いなわけ?」
「嫌いだ。そんなことも知らなかったのか?カスが」
吐き捨てるように言われる俺も落ちたものだ。だが俺は笑って返す。
「ひっでえな。俺はこんなにもお前のことあいしてるのにー!」
「しね」
こちらをちらりとも見ずに言い放つ。流石にこれしきの嘘はバレるか。
「愛してるは嘘。でも嫌いじゃないよ」
「俺はお前が嫌いだ。だからもう二度と視界に入るな。そして話しかけるな生ゴミ」
「おいおい・・・カスから生ゴミになっちまったよ俺。昇格したのか落ちたのかわかんねーな」
傍から見たらきっと俺はいじめられっ子だ。たぶん。
「・・・・」
メガネはもう無視することにしたのか、返答はない。
教室の中が俺とメガネの些細な呼吸音とメガネのシャーペンの音だけになる。
まるで異世界の中に迷い込んだみたいだな、と唐突に思った。
まぁ、ここが異世界なら俺が生きてるこの世界がもう異世界なんだけどね。
「お前はさぁ、平和を実現するには何がいると思う?」
俺は唐突にメガネに質問を投げかけた。俺の予想では多分こいつは返答をする。
100%の確率で、な。
「・・・・金」
ビンゴ。しかし目線は数学の問題集に行ったままだ。
「金、ねえ。確かに金も必要だけどさぁ、愛も必要だと思うんだよね俺は。
だって言うじゃん?ラヴアンドピース!って」
「愛なんて所詮まやかしに決まってる。少なくとも俺はそんなもの必要ない」
「じゃあ何、お前は愛なしで生きていけると?」
「ああ、生きていけるだろう」
そこでやっとメガネは顔を上げた。瞳にはめんどくささがにじみ出ている。
きっとこの問答も無駄だと思っているのだろう。俺にすらわかるということは故意にそういう雰囲気を出してると言うことか。全く嫌味なやつだ。
「いや、お前は生きていけないと俺は思う。愛は金にも勝る大きな力だからな」
「何を根拠に」
「だって人には感情がある」
俺がそう言うと、メガネは苛立ちを強めた。
「だからなんだ。それは完全な理由にはならない」
「じゃあもう一つ提示しよう。人は寂しさを一番に恐れている。それは、死よりも」
「嘘をつけ」
くだらない、と言いたげにメガネは言う。そしてまた目線を問題集に移してしまった。
失敗か。いや、これは成功だ。
俺は口角を微妙に上げた。ただし、メガネにバレないように。
「死とは大体が一瞬で終わってしまうものだ。少しは苦しむかもしれんが、人生の尺度で考えてしまえばそれは一瞬と大差ない。だが、寂しさはどうだろうか。それこそ自らの死まで持続するかもしれない。
俺にはそっちの方が余程恐ろしいと思うが」
「それは結局お前の主観だ。俺はお前とは違う」
「そうかな?俺とお前は同じだよ。だからこんなにもいとおしい」
俺は笑ってそう言って、席を立った。
窓まで歩き閉められているカーテンをあけて、窓も開けた。春の空気が枯れはじめた桜とともに入り込んでくる。
「窓を閉めろ」
「どうして?」
「うっとおしいんだよ、桜が」
顔をしかめて桜を見つめるメガネはなんだか滑稽だった。俺は思わず笑ってしまう。
「おかしいな」
「お前の頭が、な」
睨みつけて言うものだからまたも笑ってしまった。もう大爆笑である。
おかしい。本当におかしい。おかしすぎる。
「桜、嫌いなんだ。へえ」
「何が言いたい?」
「いんや、お前にも嫌いなものがあるんだなぁ、って話」
「俺はお前が嫌いだと言ったはずだが?」
「それは愛情の裏返しだと受け取っているよ」
「・・・お前と話すのは時間の無駄だと今更気づいた俺を殺したい」
「だめだよー自殺はよくないよー?」
薄ら笑いを浮かべてメガネに歩み寄る。
「一番自殺したがっていそうなお前に言われたくない」
「あれ、そう見える?」
「ああ」
俺は頷いたメガネをまっすぐと見つめた。その瞳には当然俺が映っている。
なんだか映画の中のようだな、と思った。
異世界の次は映画かよ。と自分でも思う。だがそれはとても楽しい。
やはり俺には格好の娯楽だ、生きるっていうのは。
「生きるのに飽きたら死ぬかもね」
「じゃあさっさとシネ」
「うっわーひっどーい」
「お前のそういう上辺だけの態度が苛々するんだよ」
ちょっとは本気で話してみたらどうだ、とメガネが俺の瞳を射抜くように見つめる。
こいつを選んだのは正解だった。俺のパートナーにぴったりだ。
イラつくほどに、俺の心の中を読んでやがる。
「なあ氷城」
俺は真剣な声でまともにメガネの苗字を呼んだ。
「・・・んだよ」
気持ち悪い、とでも言いたげに問題集から俺に視線を移す。
「俺と友達になろうぜ」
その瞬間に、また嘘が始まる。
でもこれは嘘ではない。嘘に見せかけた、本当だ。
「死んでも嫌だな」
さすがのメガネもここまでは読めなかったらしい。イラついたように問題集に視線を戻した。
「えーひっでえの。俺結構真面目に言ったんだけどなー」
ぶーぶー、と口にしながら俺は自分で勝手に傷ついていた。
やっぱり、だめか。
そう思いながら、俺はそれを顔に出さずに言う。嘘を紡ぐ。
「つっまんねー男だな氷城。だから彼女できねーんだよお前」
そういうと、メガネはこちらを向いてこう言い放った。
「彼女ならいる。ここに」
そう言ってメガネは席を立った。そして俺を睨みつける。
「さっさと彼女に戻れ、神崎」
メガネは本当に怒っているようだ。。
俺はそれを見て笑った。笑ってしまった。
「そんなこと言われましてもー」
そう言って俺はメガネからメガネを奪った。そしてつける。
「うっわ、度キッツ。くらくらするわーこれ」
「ふざけてるのか」
俺がおどけているのに対し、メガネはとても冷静だった。
きっとこれが演技だとわかっているんだと思う。
それがとても、腹立たしい。
「お前は俺を彼女だって言ったけど、さっき俺のこと嫌いだって言ったじゃん」
屁理屈をごねてみる。返答は、わかっているけど。
「そっちの、お前が嫌いなんだよ。俺はもう一人のお前が好きなんだ」
メガネは俺のことを全否定するかのように口走る。
「ほんっと、ひでえな」
ぼそりとつぶやいた。メガネには聞こえなかったらしい。
「さっさと彼女に戻れ、生ゴミ」
「へーへー、わかりましたよー戻りますよー」
そう言ってて、なんだか涙が出そうになった。
きっとこいつは気付いてない。俺のすべてが嘘だと。
そう、俺、のすべてが。


そして俺の視界はリセットされる。
瞬間、俺は神崎マキから神崎マイになる。

ぜんぶ、うそなんだよ、氷城。
俺は、おれは、オレは、わたし、は、

おまえが、



すきなだけなんだ




エセ解説。
・氷城と書いてひじょう、と読みます。
・神崎(語り部)は二重人格障害者です。
・なんか話がまとまってないけどスルーで
・文才とかなくてすまん
・すごく懺悔した気分だが2000ヒットの記念絵の話
・にしたかった、笑

トータルして、すまんかった。笑

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